福島県いわき市の塩屋埼灯台を紹介します。
塩屋埼灯台は、全国的にも珍しく階段で上まで登れる灯台であり、真っ白な外観と太平洋を一望できる人気の観光スポットです。
その魅力を紹介しますので、画面越しにでも体験してもらえるとうれしいです。
アクセス
電車とバスの接続の関係で、行きは常磐線で泉駅を利用、そこからバスで45分程度(750円)で到着しました。現金か独自のプリペイドカードでの支払いです。バスに乗ってから1000円で購入すると、1100円分を使うことができますのでおすすめです。
泉駅から行くと、時々太平洋が見えたり、整備された道路、真新しい住宅が並んでいる景色を見ることができます。
途中には、イオンモール小名浜がありますので、こちらでショッピングをしたり、そのすぐ隣には観光物産センター、いわき・ら・ら・ミュウもありますので、こちらに寄り道するのもおすすめです。
塩屋埼灯台は、灯台入口というバス停で降りて10~15分程度歩くと、ふもとまでたどり着きます。美空ひばりとのゆかりもあるようで、記念碑が建てられています。
ここから階段を登っていきましょう。
塩屋埼灯台
灯台に登る前から、太平洋と反対側に広がる自然が見られるので、階段で登っている時間も楽しめると思います。中学生以上は参観寄付金として、ひとり300円を支払います。
灯台の足元から入ってすぐに、100段ちょっとある階段があります。ここをひたすら登ると、展望台に到着です。
塩屋埼灯台自体が、外観の美しさから「日本の灯台50選」に選ばれていますが、展望台からの眺めも素晴らしいです。階段を登って眺めることができる灯台は、全国にも16基しかないので、かなり貴重な体験ができるのではないでしょうか。
福島県の沿岸は、寒流と暖流がぶつかるため、漁業にとっては魚が集まる絶好スポットですが、それと同時に船にとっては荒れやすく難しい海域だったため、江戸時代から狼煙が上がり、明治時代から灯台として機能するようになりました。
悪天候の際には登れなかったり、時期によって観光ができる時間帯が変わりますので、公式HPなどでチェックしてください。
震災の記憶
2011年3月11日には、東日本大震災が起きて、この周辺も大打撃を受けました。塩屋埼灯台もそこから3年間は復旧工事が行われて、2014年に再開しています。
バス停から塩屋埼灯台に向かう途中に、いわき震災伝承みらい館という、震災の教訓を伝える施設があります。ぜひこちらにも立ち寄って、東日本大震災を振り返ってもらえると、絶景とともに自然の脅威を思い出してもらえると思います。
こちらはおまけで、近くにあります山六観光では、美味しい海鮮がいただけます。
値段もリーズナブルでおすすめです。
おみやげも販売していますので、このあたりで用事は全部済んでしまうと思います。
いかがでしたでしょうか。
福島県の太平洋側、浜通りにある塩屋埼灯台を紹介しました。
県外の方にもおすすめしたい絶景の観光スポットです。
ぜひ足を運んでみてください。