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奥日光【湯滝】と【湯ノ湖】避暑地の観光を楽しむハイキングコース

日光の中禅寺湖から先に進んだところにあります、湯滝という観光スポットを紹介します。「どうせ滝でしょ?」と思っている方も、素晴らしい景色なので、ぜひ参考にしてみてください。

(2023年6月現在の情報です)

 

栃木に住んでいても、なかなかここ(奥日光)まで足を運ぶことは少ないのですが、絶景を見ながら、ゆっくり散歩できる場所です。日光中心街と比べると、5~10℃は気温が低いので、ちょっとした防寒対策は必要ですよ。

 

湯滝とは?

湯滝(ゆだき、ゆたきでもOKのようです)は、湯ノ湖から流れ落ちる、高さ70m(長さにすると110m!)、最大幅が25mという大きな滝です。かなりの轟音で、すぐ近くの展望エリアから見られるので、びっくりするくらいの大迫力です。

当日は修学旅行の小学生が3校来ていましたが、大盛り上がりでしたね。

駐車場を降りてすぐ、というのも良いです。

ちなみに、駐車場料金が500円(普通車)が必要ですが、感覚的には湯滝エリアの整備代かな?って感じました。それでも充分に回収できるくらいの満足度でした。

 

快適なハイキングコース

いくつかのハイキングコースがあるのですが、今回は初めて訪れることを前提に、もっとも短いコース(1.4km)です。写真を撮りながらでも30~60分程度で一周できるので、ちょっとした森林浴、リフレッシュにピッタリではないでしょうか。

(※日光湯元ビジターセンターより資料をお借りしました)
上写真の、湯滝から小滝を回って一周するルートです。

 

さっそく湯滝を出発して進みます。

このハイキングコースは、下写真のように、ほとんどのエリアが板を貼って整備されていますので、とにかく歩きやすいのがポイントです。

ヒールのあるような履物でない限り、全然問題なく歩けると思います。いくら涼しくても、夏の虫はいますので対策は必要です。

左手に湯川を見ながら歩くわけですが、やがて小滝(下写真)にたどり着きます。湯滝を見た後だと、かなり小さく見えちゃいますが、これはこれで視界全体に収まって美しい絵画のような観光ポイントです。

さらに進むと、分かれ道です。

ここで出発地点の方(湯滝)に戻るのか、戦場ヶ原や赤沼方面にさらに進むのか選ぶことになります。今回は湯滝に戻ります。
(2023年6月現在、赤沼方面は災害で通行止めになっており、小滝の手前に迂回ルートがあります)

湯滝に戻ってきたら、そのまま隣にある階段を登ってみましょう。

 

観瀑台~湯ノ湖でクライマックス

下から見た湯滝とはまた違った表情で、結構な急斜面を落ちていることがわかります。

こちらの階段も歩きやすく整備されています。

観瀑台(滝を見学する場所は「かんばくだい」と呼ばれることが多いです)に到着しました。上から見る光景もこの世のものとは思えない?ような感覚で、ずっと見ていられます。

観瀑台から奥に進むと、轟音から一転、穏やかな湯ノ湖が広がります。滝の音は全然聞こえるのですが、湖の静けさや遠くの山に挟まれると不思議な空間です。
フライフィッシングを楽しんだり、湯ノ湖を一周するハイキングコースもありますので、こちらもおすすめです。

温泉ホテルのような宿泊施設がいくつもあるのですが、湯ノ湖から良い意味で離れているので「いかにもリゾートエリアに来ました」という雰囲気を出していないところが、個人的にはお気に入りのエリアです。

この湯ノ湖から湯滝を落ちて、湯川となって、中禅寺湖に注ぐ、という流れを感じられます。湯川とか湯滝って、この景色を考えたら、もうちょっと豪快なネーミングでも良いですよね。初めて行ってみた方は、同じように思うんじゃないかな?

 

 

ぜひ日光・奥日光方面への旅行を検討する際には、参考にしてみてください。