観光地に行ったり、初詣のようなイベントで渋滞にハマってしまったり、駐車場が見つからないって最悪ですよね…
なかなか車が進まない、やっと駐車場に着いたら満車で入れないなんてことになると、車内は険悪、子どもは「帰ろう」の大合唱をするか、ケンカするくらいしかやることがなくなります。
今回の記事では、正月期間に2~3万人が訪れる世界遺産エリア(日光東照宮・日光二荒山神社)の初詣を例にして
いかに渋滞を避けるか?
いかに無料駐車場を活用するか?
ストレスなく日光を満喫する方法を、地元民目線で紹介したいと思います。
そもそも渋滞が起きる場所とその原因については、こちらの動画で紹介していますので、概要欄からご確認ください。
渋滞を避ける方法
マイカー渋滞を避ける方法は、結論としては3通りしかないと考えます。
①近隣の宿に正月期間連泊する
②電車を使って駅から歩く
③多少離れた大型駐車場を使う
①については、これができたら苦労しない…って感じなので、ここでは割愛します。
②は王道です。JR日光線、東武日光線のどちらで降りても1.5km程度で、日光世界遺産の入口である神橋までたどり着きます。食べ歩きをしながら、ブラブラするプランですが、欠点としては電車や駅の混雑です。
マイカーの場合は、まだプライベートスペースがあるので我慢できても
電車内で混雑...
駅も人の波...
駅を出ても車の渋滞を横目に歩道も詰まっている…
神社で参拝するのに並ぶ...神社に着く前から「早くお参りさせてください」と、貴重な願い事カードを使い切ってしまうことでしょう。
そういうわけで、今回の記事では③にスポットを当てて解説していきます。
多少歩くパターンもありますが、神橋まで歩ける3つの無料駐車場を紹介します。
上鉢石(かみはついし)駐車場
【神橋まで徒歩5分】
この駐車場は、日光エリアの駐車場としては料金がバグっている場所として、地元民には有名です。神橋まで徒歩5分、しかも無料ということでオススメ度としては圧倒的に1位です。
しかしながら、観光客だけでなく地元民も積極的に使う駐車場です。混雑するシーズンにここに駐車することができた幸運なあなたは、もはや神社にお参りに行く必要はないでしょう。
初詣だとしたら、今年の運を使い切ってしまうレベルです。
仮に満車だった場合には、渋滞に囲まれてどっちに逃げようもない絶望を味わうことになるので、私は運試しのギャンブル駐車場と思っています。
大谷川(だいやがわ)河川敷駐車場
【神橋まで徒歩30~40分】
JR日光線、東武日光線の近くにある大型の無料駐車場です。2km程度を歩いて行けるのであれば、もっとも安全な選択肢です。もっとも渋滞がひどいエリアに突入する前に駐車するので、出入口の混雑さえクリアできればストレスは少ないでしょう。
初詣だけでなく、夏休み、紅葉シーズンなど、いわゆるハイシーズンにはオススメです。
個人的に要望があるとしたら、ネーミングくらいです。遠方から来る方にとっては、大谷川も河川敷もざっくりした表現なので、全然場所がピンとこないと思います。
日光砂防事務所・日光土木事務所
【神橋まで徒歩15分】
紅葉シーズンなど、期間限定で開放する無料の臨時駐車場です。
個人的には常に開放して、認知度を高めた方がいいんじゃないかな…と感じています。道路の反対側まで広く駐車場として使えて、先ほどの大谷川河川敷駐車場よりも神橋までの距離が近く、メイン道路である日光街道から離れていることもポイントが高いです。
日光市のホームページ等で告知をしますので、訪れるタイミングによっては積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
観光地日光を応援している身としては
「混雑さえなければ、もっと参拝客が訪れるはず」
「ストレスを半減できれば、もっと楽しんでもらえるはず」
そう感じてしまう、もったいなさがあります。
観光地の宿命ではありますが、アクセスを改善するだけで、むしろ市内を回遊する余裕ができるので、経済的なプラスが大きいです。
とはいえ、現在の環境でより良いだろう選択肢を紹介しましたので、ぜひ日光に遊びに来る際には参考にしてみてください。