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老舗温泉街の冬絶景【湯西川かまくら祭】ひと月限定の別世界

湯西川温泉で毎年冬に開催される「湯西川温泉かまくら祭」をご存じでしょうか。

厳しい冬に、室内でほっこり過ごしたいところですが、深い雪に囲まれた幻想的な夜の散歩は一度は体験していただきたい絶景です。

今回の記事では、2025年のかまくら祭の様子を中心に紹介します。

会場は大きく分けると2つあり、沢口河川敷に広がる数えきれないくらいのミニかまくらがメイン会場、同じ期間に平家の里でも開催されます。

 

沢口河川敷

こちらの会場までは、スタッドレスタイヤなどの雪対策をしたうえでマイカーで来るか、湯西川温泉駅まで鉄道、そこからバスに乗り換えることになります。

ミニかまくらの点灯は、週末しか行いませんので、来年以降に遊びに来る際には事前に公式HP等で確認することをおすすめします。

17:30にライトアップされますので、予定に合わせてぜひ足を運んでみてください。

 

平家の里

こちらも同様に、マイカーかバスを利用します。平家伝説にまつわる展示を行っている、有料の観光スポットです。

9:00から入場可能で、同じく17:30にライトアップされます。

毎年違った演出で変化がありますので、何度も訪れても楽しめるのではないでしょうか。

 

関東三大夜灯

2023年に創設された関東三大夜灯(よあかり)はご存じでしょうか。

足利灯り物語

江の島灯籠(下写真)

そして、今回紹介した湯西川温泉のかまくら祭

の3つの夜景が認定されています。

どこの会場も、一度は訪れてみたい絶景ばかりです。

日本各地の有名温泉地では、大型ホテルの中だけですべてのサービスや買い物を完結させる仕組みが多いです。

確かに便利な反面「どこの温泉地に行くか?」よりも「どこに泊まるのか?」で満足度が大きく変わってしまう傾向があるのではないでしょうか。

 

これからの観光を考えると、その温泉街らしい特色を出して、あちこちに回遊してもらい、温泉エリア全体で楽しんでもらうことが、地域全体の盛り上げには欠かせないと思います。

そういった意味で関東三大夜灯は、夜の街の魅力向上はもちろん、泊まる、食べる、温泉に入る、だけではない過ごし方を提案してくれていると感じます。

 

 

ぜひ湯西川温泉に旅行する際には、ここでしか味わえない真冬の絶景を楽しんでほしいです。