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【おおるりグループ】の閉館情報(2023年現在)と売却先まとめ

おおるりグループは、格安の宿泊料金や送迎バスで根強い人気を誇っていた、鬼怒川温泉に本社があるホテルグループです。

栃木県だけでなく、東伊豆の熱川温泉、群馬の草津温泉にも展開していたおおるりグループですが、残念ながら長いコロナ禍による影響を受けて、2020年~2021年にかけて10拠点が閉館しました。

 

今回の記事では、おおるりグループのホテルが各地にどのように展開をしていて、閉館に至ったのか、またその後の動きについてまとめてみます。

(2023年8月現在の情報です)

おおるりグループの全体像を温泉エリアごとにまとめて紹介します。

 

鬼怒川温泉

おおるりグループにとって本拠地である鬼怒川温泉には、2つの温泉ホテルがあります。

ホテルニューおおるり

おおるりグループの本社機能があるホテルです。2021年に閉館しましたが、2022年に営業再開しました。全館が稼働しているわけではないようですが、おおるりファンにとっては感慨深い再開だったと察します。

鬼怒川と山、主要道路に挟まれた抜群の立地を活かして、また完全復活することを願っています。

 

旅荘おおるり荘

こちらは2021年に閉館して現在に至っています。鬼怒川温泉の奥に位置しており、ひっそりとキレイな状態で残っています。売却先を探しているタイミングなのかもしれません。

 

湯西川温泉

平家本陣

2021年に閉館しましたが、2022年にマイステイズ・ホテル・グループ(MHG)によってリニューアルオープンしました。ホテル名は「平家本陣」のままです。

温泉エリアとして有名な湯西川温泉ですが、春夏は避暑地、秋は紅葉、冬はかまくら祭り、このようにシーズンを通して楽しめることが魅力です。

 

奥日光湯元温泉

おおるり山荘

2021年に閉館しましたが、同じように2022年、MHGによって「亀の井ホテル奥日光湯元」としてリニューアルオープンしています。

湯ノ湖が目の前に広がり、緑に包まれた避暑地らしい立地です。

 

那須高雄温泉

おおるり山荘

2021年に閉館しましたが、2023年以降、MHGによって「那須山荘」としてリニューアルオープンする予定です。「おおるり山荘」という名前が被って紛らわしかったので、名前が別々になったことは歓迎です。

 

塩原温泉

ホテルニュー八汐

2021年に閉館、2022年にMHGによって「八汐荘」としてリニューアルオープンしました。ここまで4拠点がMHGに売却されています。

マイステイズ・ホテルズ・グループが栃木エリアに力を入れたいのか、元々狙っていたのかわかりませんが、新しいブランドでぜひ立ち直ってもらいたいと思います。

塩原温泉ホテル

2021年に閉館、2022年にブリーズベイホテル(BBH)によって「那須塩原一萬亭」としてリニューアルオープンしました。

ホテルおおるり

この「ホテルおおるり」は2021年の一斉閉館の対象にはならず、現在も営業を続けています。この他に、草津温泉の「ホテルニュー紅葉」も、おおるりグループとして営業を続けています。

 

 

中禅寺湖

ホテル湖畔亭

「ホテル湖畔亭」の前身である「蔦舎旅館」は歴史が深く、開業は1868年の江戸時代でした。中禅寺湖エリアでは、もっとも古い旅館だったようです。

その後、好景気の波に乗って「メモリアルホテル蔦舎」として大型リゾートホテルの道を歩みましたが、バブル経済の崩壊の影響を受けて、2009年におおるりグループが買収して「ホテル湖畔亭」として営業開始しました。

しかし2019年に閉館。その後2020年、リロホテルズ&リゾーツによって「シンプレスト日光」としてリニューアルオープンしました。現在は同じ運営会社でネーミングを変えて、「ゆとりろ日光」として営業しています。

 

草津温泉

ホテルおおるり

2021年に閉館して現在に至っています。

ホテルニュー七星

2021年の一斉閉館より早く、2019年に閉館しています。

ホテルニュー紅葉

「ホテルニュー紅葉」は閉館することなく、営業を継続しています。

 

東伊豆熱川温泉

ホテルおおるり

2014年よりおおるりグループとして営業していましたが、2020年に閉館して現在に至っています。

熱川シーサイドホテル

2007年よりおおるりグループとして営業していましたが、2021年に閉館して現在に至っています。おおるりグループのうち、栃木県のホテルに関しては売却先がどんどん決まったイメージですが、草津温泉、熱川温泉については苦戦しているようです。

 

いかがでしたでしょうか。

おおるりグループの多くの温泉ホテルが閉館した流れは、残念ではありますが、観光旅行のスタイルがどんどん広がっていき、格安の大型旅館の魅力が薄まっていった結果だと思います。

また、多くの温泉エリアでいくつかの拠点を持つことによって、同じおおるりファンを奪い合ってしまった現象も予測されます。その意味では、これからは鬼怒川温泉に1つ、塩原温泉に1つ、草津温泉に1つ、と絞られましたので、おおるりファンは迷うことなく選択できて良かったと考えています。

 

 

おおるりグループがどのように展開して、閉館、その後どのように変わっていったのか、まとめてみました。その中でも「ホテルニューおおるり」が2022年に営業を再開したりと、明るいニュースもあります。

鬼怒川温泉に本社がある、貴重なホテルグループですので、これからも観光客に喜んでもらって繁盛してもらいたいと、陰ながら応援しています。