栃プロ

栃木発「プロフェッショナルな自分を目指そう!」

「給料が低すぎる」納得してもらえる退職理由とは①

どこかの企業に応募して面接をすると、必ず聞かれるのが「志望動機」と「退職理由」です。今回の記事では退職理由を、誤解を与えずに、でも本当の背景も含めてどのように伝えたら良いのか紹介します。現職の批判をせずに、誰かのせいにすることなく、でも会社を辞めたい気持ちは伝えたい、これは難しいところです。

会社を辞めるというのは、2021年現在も「それなりに余程のこと」なので、面接担当者だって「余程のことがあるのかな?」と思って聞きます。ここで「なるほどね」と納得してもらうのか「それは辞めるほどのことなのかな…」と思わせるのか、大きな分かれ道になります。

細かい言い回しはその場の流れで構いませんが、スムーズに説明できるようにキーワードは決めておきましょう。

 

栃木県の転職エージェント、吉田です。

ここでは、あなたの退職理由の本音が「給料が低い」だとして考えます。面接の場で「転職理由を教えてください」と聞かれてストレートに「給与が低いからです」とは言えないと思います。さすがに面接担当者だって「スキルが低いからじゃないの?」とか「何か他に課題があるんじゃないの?」とその背景を探りながら聞くのが普通です。

本当に給与水準が低かったり、まったく昇給がない企業もありますので「給料が低い」が正しい回答になる場合もあります。しかし面接担当者に変な誤解を与えることは避けなければなりません。ストレートに「給与が低いからです」伝えるのではなく、あなたなりに努力をしたり、企業側にアプローチをしていることを伝えましょう。実際に行動することが前提ですが…

 

ポイントは以下の2つです。

 

①結果と給与が比例していないことを伝える(対価が合わない)

 

会社が提示している目標に対して、あなたがどれだけ達成に向けて努力をしているのか伝えると良いでしょう。「上司とも相談しながら新しい新規開拓を行って、予算達成をしたのにまったく賞与に反映されなくて本当に残念だった」仲の良い先輩社員の給与を聞いて「あんなに頑張っているのに、これしか上がらないのか、と希望が見えなくなった」のように具体的なエピソードがあると、共感をされやすくなります。

 

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②上司や総務など関係部署に掛け合って、改善提案していることを伝える

 

こちらの方が①より重要です。もっとも良くないのは、ひとりで「給料が安い」と思い込んで、勝手に被害者気分になって、仕事に対して冷めてしまった状態です。このマイナスのスパイラルを起こしてしまうと、面接担当者は必ず「ウチに来ても、何かあったらやる気を無くすんじゃないか?」と考えます。

何か問題だな、変えた方がいいんじゃないか?という状況でも、冷静に相談しながら動ける大人をアピールする必要はあります。面接での回答としては次のような言い回しが良いでしょう。

 

「四半期に1度行われる上司と面談では、今後の待遇に関しても正直に相談していました。結婚して子育てなど出費は増える一方なので、きちんと生活設計をしなければならないと考えていたからです。どのくらい成果を上げれば、どのように給与が上がっていくのか、これまでの実例などを聞いてきました。上司も真摯に向き合って、私の疑問に回答してくれていたのですが、どうしても10年後、20年後の将来をイメージできませんでした」

「現在の待遇について、自分に何が足りないのか考えながら、また上司にも相談しながら指摘された内容を改善できるように努力をしてきました」

これらはかなり丁寧な回答例ですが、とにかく勝手に「給料が安い!」と決めつけないで、改善提案について具体的な行動をしていることを伝えましょう。

 

改めてですが、面接担当者に「あなたに原因があるんじゃないの?」と誤解されないことが最低限必要です。スキルと年収は比例する、というのが世間の見方です。きちんと説明できるように事前準備をしましょう。参考にしていただけると幸いです。