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キャリア・短編小説・NIKKO・Fukushima

プロフェッショナルタイプ?オールラウンダータイプ?

あなたは「仕事の場では、プロフェッショナルタイプですか?それともオールラウンダータイプですか?」って聞かれてスムーズに答えられますか?

どっちが良いとか悪いとかいう話ではないのですが、そもそもあんまりピンとくる日本語ないですね。私の語彙の問題でしょうか。転職に関するアドバイスをまとめているブログですが、今回はズバリ!あなたの働き方がテーマです。

 

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栃木県のキャリアコンサルタント、吉田です。

 

私が2000人前後の転職希望者と面談した印象ですが、専門的なスキルを磨いてエリアNo.1を目指すプロフェッショナルタイプは、アスリート型ですね。生活のなかでも知識と経験を積むことを優先しますが、意外と「オフはオフ」と電源をコンセントごと抜いちゃう人も多いですね。レッドオーシャンで泳ぐことになってもクロールでガンガン泳いじゃうイメージです。

どんな仕事も任せてちょうだいのオールラウンダータイプは、町の八百屋とか学校の先生のような顧客を選ばない仕事なので、どんな山でもへっちゃらなマウンテンバイクのイメージです。


自分はどっちのタイプかな?と考えることも大切ですが、プロフェッショナルを極める働き方を長く続けることはとても難しいです。プロのアスリートは現役年数がサラリーマンの半分くらいでしょう。

オールラウンダーはある程度周りに合わせてフィットしなければならないです。その都度いろんな必要スキルを習得できる人です。いろんな人の助けもどんどん借りることになるでしょう。

 

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どっちがいいのか?という話ではありません。そのときの状況だけで望まれるポジション、期待される働き方もあるでしょう。あなたが幅広いキャリアを重ねてきたのであれば、あなた自身はどういう場面でどのような役割を果たせるのか把握しておきましょう。キャリアの棚卸しも必要ですし、転職するとしたら、その後の想定される役割を理解しておく必要があります。

 

ここは転職エージェントから情報収集するのが間違いないです。なぜ採用活動をしているのか、どんなキャリアの人に入社してもらってどんなことをやってほしいのか、きちんとヒアリングをしているからです。多くの場合、採用担当者はその職種の経験があればOKなんていう乱暴な採用の仕方はしません。そんな会社は検討しない方がいいでしょう。そういう意味でも、転職エージェントの活用はオススメです。カウンセリングを通じて、自分のキャリアの棚卸しもできます。

 

今の自分の働き方が、将来の価値を決めるって不思議な話ですね。なかなかピンとこないかもしれません。よくあるような例えですが

・若い頃はあちこち旅行して

・あるときは3年間パソコンばかりで

・またあるときは3年間育児に専念して

そんな一見バラバラなキャリアの女性がいたとします。しかし10年後は、自動運転タクシーのファミリー専門コンシェルジュとしてひっぱりだこかもしれません。今からひとつひとつの経験をしっかり財産にしたいですね。これができれば自然とキャリア形成になります。