日光や宇都宮に遊びに行くなら、ぜひ検討してもらいたい遊び場があります。
その名も「若竹の杜」
ネーミングだけ聞くと、竹がいっぱいあるのね…って感じですが、映画やCMのロケ地として多数使われており、ちょうどいい広さの敷地いっぱいに、これでもか、というくらい竹が空に伸びていて、タケノコ掘りや工作、なんと宿泊まで可能です。
唯一無二の世界観、子ども連れで遊びに行ってもらえれば、半日程度は楽しめると思います。
いったいどんな場所でしょうか?紹介してみたいと思います。
(2024年5月現在の情報です)
若竹の杜とは?
若竹の杜(若山農場)は、宇都宮ICから5分程度、のどかな田舎というか、住宅街というか、ちょうどいい場所にあります。
もちろん宇都宮から足を運びやすいですし、首都圏から日光に向かう行き帰りでも寄り道しやすいと思います。
350年前に移住してきた若山家によって、コメ作りに必要な水が不足している土地で様々な苦労の末に、竹を中心とした農園が出来上がりました。
見渡す限り竹...って感じで、見て回るだけでも楽しめます。
竹って勝手にどんどん生えてくるんでしょ...と思われるかもしれませんが、快適に遊べるように、本当によく管理されていることがわかります。週末のライトアップは、別料金がかかりますが、デートコースにピッタリだと思います!
チケットはネットでも買えますし、予約なしでも大丈夫です。いくつかのサービスを組み合わせたお得なチケットもありますので、当日行ってから考えた方が無難かもしれません。
タケノコ掘りは甘くない?
タケノコ掘りは、春に行くのであれば、ぜひ体験してほしいですね。
事前にやり方を説明してくれて、収穫した分だけ後払いで清算するシステムです。
春限定なのはしょうがないですが、子どもと一緒にのんびりやると1~2時間くらいは全身運動で、想像以上に大変でした。
掘るための一式(軍手は有料)は貸してもらえるので、汚れてもいい靴やズボン、タオルがあれば充分ではないでしょうか。
結構重さがある道具を貸してくれて「なんでこんなに重いんだ…」と言いながら、現地まで運ぶわけですが、掘ってみればわかります。これくらい重くないと土に入っていかないですね。
実際の掘り方はまったく素人なので省略しますが、ひとつ言えるのは、タケノコ自身がどうこうというよりは、周り土の掘りやすさで大変さが変わる、という感じです。少し掘ってみて、地下の茎が太かったり、複雑に絡み合っていたら、掘り出したいタケノコの根本部分までなかなか到達しないので、狙いを変えた方がいいと思います。
実際に採れたてを料理(タケノコステーキ)してみました。
タケノコ自体の風味が味わえて、最初は「これ食べれるの?」っていうテンションだった娘も、美味しく食べられたようです。
7月から8月は、ブルーベリー摘みを体験することができますし、秋の夕暮れや冬景色を味わったり、年間を通して楽しむことができるのもおすすめポイントです。
工作で気分転換
カフェやオリジナル商品の販売、竹林に囲まれてお抹茶など、過ごし方はいろいろあるのですが、小学生連れだったので、工作とソフトクリームで充分満足です。
誰と行くかによっても、楽しみ方が変わると思いますし、意外と地元民でも行ったことがない方は多いのではないでしょうか。
別世界のブランコ
竹のブランコは、若竹の杜のシンボル的な存在です。なかなか味わえない景色を楽しめるのでぜひ乗ってもらいたいですね。ネーミングするなら「天空ブランコ」という感じでしょう。
公園などで乗るブランコとは、全然違う感覚です。
どれだけ混んでいるかによりますが、何回も並んで何回も乗って、子どもは迫力満点、大人は癒される空間でした。
日光方面の観光旅行の寄り道、宇都宮周辺の遊びスポットに、ぜひ参考にしてみてください。