国道119号線(日光街道)から2km程度、最寄りのインターチェンジからも6km程度の場所にあります「大室ダム」を紹介します。
なぜ山間でもないこの場所に、ダムがあるのでしょうか?
大室ダムとは?
農業用の水を確保する目的で、1995年に完成した灌漑用のダムです。そのため、ダムとは名付けられていますが、調整池や貯水池の方が、実際の役割に近いですね。
実際に、日光市の防災重点ため池になっています。
ダムを一周する1167mのジョギングコースが整備されていますので、近隣の市民にはかなり身近な存在です。
高台に登って、そこからの景色を楽しむこともできるのですが、葉が広がっていない秋冬の方が遠くまで見渡せると思います。
駐車場、公衆トイレを完備していますので、日光・鬼怒川方面におでかけの際には、ぜひ参考にしてみてください。
草允(そういん)わらび野
ちなみに、すぐ近くにある隠れ家のような蕎麦屋「わらび野」からは、大きな窓越しに大室ダムを眺めることができます。
行列ができるお店ですので、時間をずらして行くのがオススメです。
地元大室産の玄そばを農家より直接仕入れて、自家製粉、地下水で仕上げた二八蕎麦は絶品です。
民草神社(トトロの森)
この「わらび野」の駐車場の正面には、民草(たみくさ)神社があります。民草というのは、庶民のような意味合いですので、一般的な神社とは背景や意味が変わるかもしれません。
トトロに関するイラストもちょいちょいあって、ツッコミどころが多い神社ですが、奥に進んでいくと、本殿や賽銭箱もあってひと通りの物が揃っています。ご興味あれば、こちらもどうぞ。
日光市の南に位置する「大室ダム」と「わらび野」を紹介しました。参考にしていただけますと幸いです。