栃プロ

栃木発「プロフェッショナルな自分を目指そう!」

【宇都宮東高等学校附属中学校・入学後体験記①】

栃木県宇都宮市で中学受験しようと思っても、公立となると、宇大附属中、宇都宮東中に限られてしまいます。それでも宇都宮市は恵まれている環境かもしれませんが、なかなか情報収集に苦労した部分もあるので、私が長女の話を聞いていて、共有できる範囲で紹介したいと思います。

今回の記事は長女から察する宇都宮東中の中身、第一弾です。受験を考えているご家庭などで参考にしていただけるとうれしいですが、あくまで個人的な見方が大半ですのでご了承ください。

長女は2018年に入学しました。

当時の私は毎朝、通勤ついでに学校まで車で連れて行っていました。だいたい50分くらいかかるので、日々の学校の様子を聞いている感じです。車の中はブツブツ言いながら宿題をやっているか、ベラベラ喋っていますので、割と学校生活について様子を聞いている方だと思います。

 

合格者の多く(半分以上?)は中学受験専門の学習塾などで対策しています。自力で頑張った長女のことは褒めてあげたい一方、入学後にちゃんとついていけるかな?という心配はありました。入学早々に学力推移テストがあり、その後宿泊学習、ということで、いきなり全力疾走みたいな春でした。学校や生徒同士の関係性をしっかり最初につくっておいて、ガツガツ勉強するだけではないのは良かったです。

 

3学期制なので、入学してゴールデンウィークが終わったら、あれよあれよと中間テストでした。長女はこのとき105人中90位くらいでした。別に普段の授業はちゃんと理解しているようでしたが、みんながそのレベルなのでふわっと受けたら、小学生時代には見たこともないような順位でした。私は「こんなに早く挫折してくれて良かった…」と内心思っていましたが、長女は結構ショックを受けていたかもしれません。今となれば、最初の壁を深刻にならずに笑って過ごしていたのが良かったと思います。

 

クラス委員長を決めるために立候補を募ったら、女子はほとんど手を挙げたと聞きました。男子も女子もちゃんと挨拶するし、行事も全力参加。受験前の私は「受かっても受からなくても、受験勉強自体はいい経験になるだろう」くらいに呑気に考えていましたが、日が経つにつれて本心から「この学校に合格して良かったんじゃないかなぁ」と聞いてるだけでも思います。

 

ちょっと思い出しながら、入学後の第一印象を挙げてみます。

①これはマイナス材料もありますが、部活の種類が少ない

②遠距離から通う生徒も多いので、どの部活も18時くらいには終わる

③高校受験がないので、あまり授業をガツガツ前に進めない

④先生のモチベーションが高く、清掃なども一緒に行い、授業自体も面白い

⑤毎日弁当なので、本人の作るレパートリーが増える。

⑥高校受験で入学する生徒もいるので、早く教えるのではなく深く教える

⑦毎朝読書の時間、3年間で100冊の課題図書がある

⑧困ることもあるが、原則スマホ禁止

⑨英語で感想文を書いたり、ALTと対話させたり、とにかく挑戦させる

⑩どの教科を勉強するにも国語力が必要、定期テストもよく作られている

 

私は以前、勤めていた会社で学習塾部門の臨時教室長も担当をしていたことがあります。定期テストもよく作られている、なんて偉そうなことを書いてしまいましたが、他の公立中学校の問題と比較すると、満点は取りにくい、基本問題がほとんどない、でもしっかり教科書を読み込んでいれば解ける、みたいな良問が多い印象です。知っているかどうかではなく、工夫できるかどうか、応用できるかどうかが問われる問題が多いです。

 

週末課題は、私が見てもボリュームが多いです。長女は土日のどちらかは半日以上図書館に行って課題をやっていました。家が騒々しかったこともあり、この習慣は3年間変わらなかったですね。

長女は問題形式や難易度にだんだん慣れてきて、1年生の最後の方では平均くらいの点数を取れるようになりました。小学校のときには調子に乗って気持ちよく優等生を演じていましたが「休みの日もちゃんとやらないとダメかも…」と実感してくれたので、最初の壁は本当にいい経験でした。

 

私自身の興味で「社会って今は何やってるの?」と聞くことが多かったのですが、私が教わったときとはまったく違う内容もあったりして面白いです。長女が幼稚園や小学校の頃は、いっぱい頑張って説明する様子が可愛いので「教えて!教えて!」なんて言って説明させていました。中学校に進むと、普通に聞いたことがない内容が出てきて「それってどういうこと?」となります。何にしても自分で考えて説明するという学習法は最強だと思いますね。「プレゼン学習法」なんて呼び方もあるようですが、親にとっては子どもの理解度を把握できるので最強です。

話を戻しますが、体育祭を高校生と一緒にやるのは意外でした。(当時は行動制限などもなく)保護者の方もパラパラ見学に来ていました。文化祭も高校生と一緒です。文化祭は高校生だと大掛かりな迷路や飲食などいろいろやります。スポーツゲームやドローンレースもありましたね。高校生は自由な企画ばかりですが、中学生はマジメな学習発表が中心です。長女は夏休みに課題学習で出掛けた日光東照宮について発表していました。文化祭は面白くて盛り上がるのですが、ちょっと狭くて疲れちゃうかな?でもこれから中学受験を考えているのであれば、ぜひ足を運んでもらいたいです。事前説明会なんかより学校全体や生徒の雰囲気が伝わります。

 

当たり前ではありますが、中学校のうちは制約も多いです。スマホ禁止、学校帰りの寄り道禁止、髪型服装など、意外と?中学生は高校生のマネをあまりしないですね。これは結構驚きました。こんな感じで最初の1年は終わってしまいました。2年生になってからの内容は別な記事で紹介させていただきます。

 

 

宇都宮東高等学校附属中学校・佐野高等学校附属中学校・矢板東高等学校附属中学校の受験を検討されているのであれば、参考にしてもらえると幸いです。