tochipro

キャリア・短編小説・NIKKO・Fukushima

【鬼怒楯岩大吊橋】鬼怒川を満喫できる絶景&休憩スポット

鬼怒川温泉に訪れたら、ぜひ立ち寄ってもらいたい観光スポット「鬼怒楯岩大吊橋」を紹介します。

歩行者専用の迫力ある吊り橋で、無料駐車場とバリアフリートイレがあります。目の前には道の駅「遊ingプラザ」があるので、抜群のロケーションではないでしょうか。ぜひチェックしてください。

 

 

今後、日光への旅行を検討していたり、行ったことあるけど知らなかった、という方の参考になるとうれしいです。

鬼怒川温泉には、様々な計6本の橋がありますが、鬼怒楯岩大吊橋は一番手前(南側)にあります。

 

鬼怒楯岩大吊橋と楯岩展望台

駐車場からでも、大きな吊り橋の支柱やワイヤーが見えますので、迷うことなく行けると思います。写真では伝えられませんが、結構揺れますね。長さ約140m、鬼怒川からの高さが約37mで、なかなかの迫力です。

 

楯岩という名称ですが、鬼怒川に面した大きな岩が楯に見えることに因んでいるようです。下写真の中央付近の岩が楯岩で、写真では見えにくいですが、その上に楯岩展望台があります。

下写真は、川下り(鬼怒川ライン下り)から見上げた感じです。出発してすぐの場所なので、前半の見どころのひとつです。

橋を渡って分かれ道を進むと、途中に長さ72mの楯岩トンネルがあり、さらに進むと楯岩展望台に到着です。

アスファルトや整備された山道を登るのですが、ちょっとした運動になると思いますよ。見晴らし(下写真)もなかなか素晴らしく、さっき渡った大吊橋を遠くに眺めることができます。

展望台から降りたら、分かれ道の反対側もおすすめです。

あまりそちらに行く観光客は少ないのですが、古釜の滝がありますので、こちらも紹介します。

 

古釜沢

ひんやりする日陰を進むと、ひっそりと古釜の滝、末広池が待っています。

流れる水や池の透明度がとんでもなく、ここで水遊びできたら楽しいだろうなぁ…と思ってしまいます。頭上を旧有料道路が走っており、足元で滝の音、頭上からは車が走り抜ける音がずっと響いている不思議な観光スポットです。

 

楯鬼と誕生鬼

大吊橋を渡った先には、楯鬼(上写真)が待っています。全然かわいい感じではないのですが、武骨な見た目がインパクトありすぎて面白いです。このあたりで写真を撮るのが定番ですね。

展望台の方に進むと、今度は子宝と縁結びの誕生鬼(下写真)です。ここからの鬼怒川温泉の眺めも爽快ですが、季節によっては完全に葉が広がって視界が悪いのが残念です…

 

主な観光地へのアクセス

鬼怒川温泉の入口付近にありますので、観光地の行き帰りにも楽しめるのではないでしょうか。以下の距離感ですので、参考にしてみてください。

・鬼怒川ライン下り 約1.5km

・東武ワールドスクウェア 約2km

・EDO WONDERLAND 日光江戸村 約5km

・龍王峡 約6km

・五十里ダム 約13km

・道の駅 湯西川 約17km

・遊ingプラザ(下写真) 約100m

大吊橋のすぐ近くには、足湯カフェ「エスポ」もありますので、おすすめです。店内・店外どちらでも飲食できますし、ゆっくりカフェをしながら、大吊橋を眺めるもの素敵ですね。

写真では伝わりにくいのですが、足湯に入りながらのドリンク風景(下写真)です。入場料に該当するものはなく、オーダーした分しか料金が発生しません。貸しタオルもうれしいポイントです。

 

鬼怒太と鬼怒子

ネーミングがそのままじゃない?と思っちゃいますが、いろんな表情のマスコットキャラがありますので、時間に余裕があれば、鬼怒川を渡る6本の橋を見て回るのも面白いと思います。

鬼怒楯岩大吊橋からスタートして、北に向かって紹介していきます。

 

【立岩橋】

鬼怒楯岩大吊橋からちょっと歩いて行ける距離です。基本的にはマイカーのための橋って感じですね。鬼怒川温泉を南北に行ったり来たりする際に、この橋を使いこなせるとスムーズです。

 

【ふれあい橋】

大型観光ホテルを繋いでいる、歩行者天国のような広い橋です。クルマが走らないので、子どもと一緒にブラブラしても安心で好印象です。近くに娯楽施設みたいな場所があれば、かなり盛り上がると思うのですが、今のところ鬼怒川を見下ろして季節を感じるのが正解になっています。

 

【くろがね橋】

こちらも大きなホテルに隣接していますが、閉鎖したり放置されているホテルやテナントが多く、ちょっと寂しい雰囲気があります。無料の足湯スポットがありますので、そこから温泉街を見て歴史を感じるのがおすすめです。

 

【滝見橋】

おそらく鬼怒川温泉がどんどん発展していった昭和時代には、かなり盛り上がっていたエリアだと思います。いかにもって感じの揺れる吊り橋で、野生の猿なんかも見られるくらい温泉街の雰囲気たっぷりです。

個人的には、この橋からの眺めはとても好きですが、廃墟見学スポットになっているのは残念ですね。

 

【鬼怒岩橋】

最後はマイカー専用の橋です。歩道はあるのですが、基本的には鬼怒川温泉よりさらに北に行く場合に使うイメージです。駐車場(出入り難…)や遊歩道のような場所もあって、もうちょっと注目されてもいいのでは。

 

鬼怒楯岩大吊橋だけでなく、鬼怒川の橋も含めて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

たくさんある橋は、どれも良いところがあって、眼下の鬼怒川が全然違う表情を見せます。気になる方は、ぜひ観光プランに検討してみてください。

最初に行くなら、鬼怒楯岩大吊橋かな?と思いますね。

鬼怒楯岩大吊橋

住所 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1436