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ALL ABOUT 楢葉町(福島沿岸の絶景・グルメ・スポーツの拠点)

福島県の浜通りに位置する楢葉町、あまりピンとこない方も多いかもしれませんが、雄大な自然と太平洋に囲まれた、おすすめしたい観光スポットです。

福島第二原発が建つ場所として一躍注目されましたので、震災を通じて聞いたことがあるかもしれません。

そんな楢葉町は、いったいどんな場所なんでしょうか。現地の見どころはもちろん、これまでの歩みもまとめて「ALL ABOUT 楢葉町」紹介したいと思います。

 

楢葉町の成り立ち

楢葉町のあたり一帯は、石器時代にはすでに人々が集まっていました。

平安時代には300年近く楢葉一族が治めており、その後は何度も支配関係が変わったり合併を繰り返して、昭和31年(1956年)に現在の楢葉町の形になりました。

近代以降の楢葉町にとって、大きなターニングポイントとなったのは、昭和46年(1971年)の福島第二原発の建設決定です。

全国区になるほどの大きな産業がなかった楢葉町ですが、この原発推進によってエネルギー都市として歩むことになりました。

 

楢葉町のロケーション

北は富岡町、南は広野町といわき市に接しており、東側は太平洋に面しています。

電車でアクセスするなら、常磐線を使うことになります。駅が3つありますが、複合スポーツセンターに直結する、Jヴィレッジ駅がよく知られています。

マイカーの場合には、常磐自動車道のならはICを利用することができます。

首都圏から来る場合には、電車、マイカーのどちらであっても3時間前後はかかってしまうので、日帰り旅行はかなり厳しいと思いますが、いわき市の観光などと組み合わせて、宿泊旅行で検討してみてはいかがでしょうか。

 

震災からの復興

2011年の東日本大震災では、地震や津波による直接被害の他に、福島第一原発事故が起きたことで、長期にわたるダメージが続いています。

原発事故直後は、町内の大部分のエリアが避難指示区域に指定されましたが、調査や除染が進み、段階的に「避難指示解除準備区域」そして「避難指示解除」と移って、現在に至っています。

一時は行政機能も他の市町村に移り、多くの方が避難生活を送ったことで、地域のコミュニティが消滅する危機もありました。人口が1000人を割ったこともありましたが、現現在では約62%の方が帰還しており、6400人まで戻っています。地域再生に取り組みながら新しい街づくりを推進している、そんな楢葉町のおすすめ観光地を紹介したいと思います。

 

おすすめ観光地

木戸川渓谷

沿岸から10数キロを進んだ先にある木戸川渓谷では、木戸ダムから続く全長3kmの絶景が楽しめる遊歩道が整備されています。

今回は冬景色ですが、新緑の季節、紅葉の時期など年間を通じて全身で大自然を感じることができます。

 

天神岬スポーツ公園

総合公園として様々な遊び方できる天神岬スポーツ公園は、太平洋に面しており一大リゾートのような雰囲気の総合公園です。

太平洋を一望できる展望台は特におすすめ!静かで美しい水平線を見渡す絶景は、一度は訪れてほしい穴場スポットです。

温かい時期は、バーベキューやドッグランなどで過ごすこともできます。

 

すぐ隣には、日帰り温泉「しおかぜ荘」があります。源泉100%の湯船に浸かって、こちらでも太平洋を眺めながらのリフレッシュは、本当にぜいたくな時間ですよ。

 

ここなら笑店街

地元密着の運営で、楢葉らしい賑わいを取り戻そうと2018年にオープンしました。ショッピングモールのようなスタイルで、日常の買い物や食事はもちろん、理容室、クリーニングまで揃っており、ワンストップで用事が済んでしまいます。

いろいろあって悩みますが、今回のランチはこちら「おらほや」さんでいただくことにしました。2013年から4年間、仮設住宅街で営業したことをきっかけに要望に応えてこちらで開業したようです。

首都圏の半額くらいでしょうか、かなりリーズナブルな価格です。開業の経緯を知ると本当に頭が下がりますが、美味しくいただきました。

 

道の駅ならは

楢葉町の南側の玄関口である道の駅ならは、こちらは国道6号沿いにあり、2001年に開業しました。水戸市と仙台市のちょうど中間に位置しており、沿岸のアクセスの拠点になっています。和洋それぞれのフードコートがあったり、日帰り温泉も併設しているのはうれしいですね。

 

Jヴィレッジ

1994年、東京電力によって地域貢献の一環として設立されました。

プロサッカーの本格的なナショナルトレーニングセンターであり、日本サッカー界では初めての取り組みでした。震災では避難所として機能して、その後に何年も閉鎖されていましたが、2018年から本格的に再開、翌年にJヴィレッジ駅も開業しました。

震災復興の象徴として、東京オリンピックでは聖火ランナーの出発点だったことは記憶に新しいところです。

現在も日本サッカー界において重要拠点であり、合宿や試合等に使われています。その他にも様々なスポーツに利用されており、外部企業や一般利用も可能な複合施設として現在に至っています。

 

この日はJヴィレッジでは初となる、モルックの大会が行われました。

会場では体験会やグッズの販売など行われて、盛り上がりました。

ちなみに、モルックのルールはご存じでしょうか。

1~12の番号が付けられた木製のピンを、モルックと呼ばれる木の棒を投げて倒します。50点ピッタリになったら勝ち!50点を超えると25点に戻されてしまうので、残っているピンで判断する駆け引きも重要です。

フィンランドが発祥ですが、老若男女、場所を問わずに遊べるスポーツですので、日本でも人気が高まっています。

機会があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

 

いかがでしたでしょうか。

楢葉町の魅力をなるべく詰め込んで紹介してみました。

福島に足を運ぶ際には、参考にしてみてくださいね。