日光といえば、東照宮、中禅寺湖、いろは坂、鬼怒川温泉観光地もありますし、湯葉やそばのように料理でも有名なものが多いですね。今回の記事では、日光たまり漬けについて紹介します。
おそらく初めて日光をドライブすると、何件もたまり漬けの看板を目にすると思います。
「食べ物なの?」
「漬物?」
「有名なの?」
色々気になった挙句、無難に「日光っぽく、湯葉でも買って帰ろ」となるのではないでしょうか?
【たまり漬けとは?】
熟成した味噌の表面に生まれるのが「たまり」です。これに山の幸を漬け込んで作ったものが、たまり漬けです。味噌漬けっていうよりは醤油漬けに近い風味があって、まろやかな味わいでお茶漬けにもおつまみにも使えます。お土産にも普段の食卓に並べてもOK、ぜひ一度お試しください。
たまり漬けにも種類があるのですが(らっきょうが一番人気、らっきょう嫌いでも美味しく食べられる!)万人受けしそうなところで「なめこのたまり炊(だき)」について紹介します。年齢問わず美味しく食べられるところもいいのですが、料理もカンタン!「なめ玉どんぶり」がおすすめです。
【作り方】
サラダ油少々に「なめこのたまり炊」を大さじ1杯入れます。(下写真)
軽く火を通したら、卵を割り入れます。溶き卵でもいいですし、割り入れてから絡めてもOKです。ちょっとトロトロくらいで火を止めます。(下写真)
そのまま丼に移します。大きな丼で作るなら、分量をそれぞれ2倍にすれば大丈夫です。使う食材はこれだけ、調味料も不要!この手軽さがうれしいですね。調理時間1分!
味噌の風味、ちょうどいい塩加減、卵やと相性抜群の触感、クセが強すぎず毎日でも食べられます。我が家で初めて食べた時には、物足りなくて、また追加で作ったくらいハマりました。
【上澤梅太郎商店】
今回紹介しました「なめこのたまり炊」は、上澤梅太郎商店で購入することができます。上澤梅太郎氏は、たまりを研究して商品化をはじめた、たまり漬けの創始者です。国道119号線(日光街道)と国道121号線の交差点にあり、無料駐車場完備です。観光地とのアクセスも良いので、ぜひ立ち寄ってみてください。ゆっくり試食できるスペースもありますよ。
・https://www.tamarizuke.co.jp/
・栃木県日光市今市487
・0288-21-0002
・8:30〜17:30
・不定休(ほぼ年中無休)
下の写真はおまけ、ホロホロふりかけはさらに食べやすく刻んでありますので、そのままご飯にかけても充分にたまり漬けの美味しさを味わえます。
お土産はもちろん、お歳暮やお中元にもぜひどうぞ。日光のまた別な魅力を感じてもらえると思います。