栃プロ

栃木発「プロフェッショナルな自分を目指そう!」

職場で「ちゃん付け」はNG?

いつもは転職やキャリアについてアドバイスになるような記事を書いていますが、今回は番外編です。職場での同僚の呼び方について考えてみましょう。あなたの職場ではどうでしょうか。何か困っているのであれば参考にしてもらえると幸いです。

 

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栃木県のキャリアコンサルタント、吉田です。結論としては、どんな時代でも公私混同を避けるのが基本です。職場においては

・正しい言葉遣いを心掛ける

・上司は役職名で呼ぶ

が原則でしょう。どんな職場であっても、この2つを習得して自然に振る舞うことができないと、フォーマルな場で大恥をかいたり転職した先の企業で困ることになります。

 

高度成長期以降、ほとんどの会社では男社会、上下関係の厳しい組織でした。その当時は上司の呼び名はもちろん役職名「〇〇部長」「△△課長代理」のような感じですね。私は90年代後半に1社目に入社しましたが、そのようなマナー研修を受けたような気もします。(内部はワイワイやっているレストランですら、それが当たり前の空気でした)

その後、女性の社会進出が法律で「男女雇用均等ですよ」と言うだけでなく、本当に実現してくるにつれて会社の上下関係に対して変化が出てきました。ベンチャー企業や外資系企業が新しい文化を広げたり、コンプライアンスを強化する風潮があって、ハラスメントを防ぐ目的があって、今はどのような呼び名が良いのでしょうか。

大きく2つのパターンに分けて考えてみましょう。

 

①上司は役職名で呼ぶべきか、「さん付け」か。

先に紹介したように会社のルールに関わらず、上司は役職名で呼ぶのが基本です。「〇〇さん、先日の件で報告ですが…」では、くだけた雰囲気が出てしまいます。軽々しいと感じる方もいるでしょう。それでも困らないかもしれませんが、取引先や別な上司に対しても、軽い雰囲気が出てしまうかもしれません。これではあなたにとっても会社にとってもマイナスですね。

 

②部下の呼び捨てはOKなのか、「くん付け」は?「ちゃん付け」は?

部下を呼び捨てにすると、どうしても続く言葉も雑になってしまいませんか。現在の風潮では、立場に関わらず相手を尊重することが求められます。相手が新入社員であっても「△△さん、15時の打ち合わせ、時間を変更してもらえるかな」と「さん付け」にするだけで丁寧な言い方になると思います。

「くん付け」「ちゃん付け」はその他にも、懸念があります。△△さんは「ちゃん付け」あなたのことは「さん付け」だとどう感じるでしょうか。△△さんは上司に小バカにされて「ちゃん付け」なのでしょうか。それとも近い存在だから「ちゃん付け」なのでしょうか。どちらであってもあなたが上司だとしたら、いらない誤解の種を撒いているようなものです。そんなこと気にするなよ、って言いたいかもしれませんが一度気になったら気が済まないでしょうね。

 

①、②に当てはまらないパターンもありますが、もっとも大切にしてもらいたいのは会社のルールに従うということです。ルールという表現だと重いかもしれませんが、社風が呼び名に表れる会社も数多いです。

・社内では敬語を使わない(特に、社内公用語が英語だったりする会社)

・ニックネームで呼び合う

などは実際にある例です。ただカジュアルにするのではなく、ルールをこのように決める目的があるはずなので、あなた自身が共感できるかどうか重要です。転職するときにも、求人票に書いている社風だけでなく、社風を社員がどのように表現しているのかチェックポイントですね。

 

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呼び名は、相手との関係性をどのようにしたいのか?その心理が言葉となって出てしまいます。相手がプラスに捉えたり、自然に捉えているなら問題ありません。しかし「くん付け」「ちゃん付け」は部下によっては不快に感じる可能性があります。

あなたが社員、同僚と良好な関係を築きたいと思っていても、ちょっとした呼び名がギクシャクの原因になっていたら非常にもったいないです。会社のルールはどのようになっているのか、社員それぞれがどのように感じているのか、生産性の高い職場環境を実現するために注意を払いましょう。