栃プロ

栃木発「プロフェッショナルな自分を目指そう!」

転職成功の条件⑨【敗因の99%は自滅である】

キャリアコンサルタントとして、様々な求職者の転職をサポートしています。転職成功する方は「転職して良かった!」となりますし、転職失敗する方は「転職しなきゃ良かった…」「入ってみたらこんな会社だと思わなかった…」となります。

失敗は成功に近づいているとも言えますが、大切なあなたのキャリア形成において、できれば無駄な努力や経験はしたくないですね。成功する転職、失敗しない転職はどのように実現すればいいのでしょうか?

 

栃木県のキャリアコンサルタント、吉田です。

結論として知っておいてほしいのが「敗因の99%は自滅である」という言葉です。これは『雀鬼』と呼ばれた桜井章一氏の言葉です。その他にも多くの著書で名言が紹介されているのですが、今回の記事ではこの言葉に注目します。

私たちキャリアコンサルタント、転職エージェントはたくさんの求人情報を提供しています。その中から応募したい求人、興味がある求人をピックアップしてもらいます。実際にエントリーしたり書類選考、面接に進むわけですが、ここでは私たちはアドバイスをするものの、直接あなたをフォローするわけではありません。

あなたの代わりに応募書類を書くわけではありません。

あなたの代わりに面接を受けるわけでもありません。

そして、あなたの転職活動を他の応募者が妨害をすることはありません。

 

私たちは求職者と企業の間に立って、お互いがマッチングすることによるメリットを提案します。あなたの強みがはっきり伝わるように、職務経歴書の業務内容を加筆してもらうことはあります。企業が求めている人物像に近づくように、自己PRの表現を改善してもらうことはあります。

面接準備においても、その企業の面接スタイルを事前に教えます。また過去にどのような質問があったのか、どのような点を評価するのか教えます。これらはカンニングとは違い、たった1時間程度の面接でしっかりあなたの魅力が伝わるように準備してもらいたいからです。

中学校で期末テストの前に、対策プリントやテスト範囲を配布される感覚に近いでしょう。(ちなみにタイトルの言葉は、受験にもそのまま当てはまりますね)

 

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特に面接の場面において、成功と失敗、合格と不合格を分けるものはあなた自身の準備と振る舞いです。このことを踏まえて、勝つことに執着するのではなく「今日の面接を楽しもう」「難しい面接だとしても、それも経験になる」くらいのプラス思考で臨めればいいですね。

・言い方のどこかに、誰かのせいにするような表現が入っていないか

・周りの人たちまで不安にさせるような表情をしていないか

・相手の言っていることを最後まで聞いて、考えてから答えているか

こういった基本的なコミュニケーションで「おや?」と思わせないことが、とても大切です。「それはそうだろう」と思われるかもしれませんが、私が面接に同席すると「これじゃ自滅してしまう…」と絶望的な気持ちになったことは何度もあります。

 

「応募書類なんてそんなに見るのかな…」と考える前に、封筒を開けた社員が役員に渡すシーンを思い浮かべながら書いてみることをオススメします。

「面接って緊張するし、できればやりたくない…」という気持ちもわかりますが、どうすれば楽しめるかを考えて、最初の2分に勝負をかけましょう。

とにかく転職活動は自滅しないことが重要です。企業の採用担当者にとっては、応募者全員が自爆したら誰も採用しないという選択肢もあります。

「敗因の99%は自滅である」

この言葉は、転職後に活躍できるかどうかのヒントにもなりますね。ぜひ参考にしてみてください。桜井章一氏について紹介します。

 

 『雀鬼』こと桜井章一氏は大学時代より麻雀をはじめて、昭和30年代から裏プロの世界で勝負師として第一線で活躍してきた方です。20年間無敗という伝説を残し、圧倒的な強さを桜井氏はいつしか『雀鬼』と呼ばれるようになったそうです。

引退後は『雀鬼会』を主宰して、麻雀を通じて人間力向上を図っています。将棋の羽生善治氏、サーバーエージェントの藤田晋氏など、多くの著名人に影響を与えています。

「どれほど麻雀修行をやろうが、日常生活がだらしないやつは、強くはならない」

「麻雀が面白いと思ったのは、将棋と違って最初に大きなハンディを背負ってはじまるときがあるんです。4人で100メートル走るとして、1人が10メートル走ればおしまいという位置にいるのに、自分は配牌が悪くて100メートル走らなきゃいけないときがある。でも、そういう勝つのはちょっと不可能だろうというところから、打ち方次第で5分のところに持っていけるんです。気がついたら誰も後ろにいないとかね」(羽生善治氏との対談)

「運とは魚のようなものだ。海の中では、捕食関係にある大きな魚と小さな魚が一緒に泳ぐところをよく見かける。捕食関係といっても必要なときに必要な量を食べるだけで、それ以外のときに害はなく、互いに共存している。一方、人間が近づくと魚は一目散に逃げていく。捕って食べてやろうというつもりがなくても、捕まえようという気配がして、魚から嫌われるのだ」

多くの名言がありますが「運」を逃さないポイントが含まれている印象です。

 

転職の話に戻りますが、実際にタイミングやマッチングの問題で「運次第」というのも現実です。その「運」に気づけるかどうか、その「運」を活かせるかどうか、これもまた自滅しないことですね。

ぜひ思い通りの結果を得られるように祈っています。