栃プロ

栃木発「プロフェッショナルな自分を目指そう!」

ファミレスの仕事に向いている人とは【女性が転職する場合】

現在は栃木県のキャリアコンサルタントですが、その前は飲食業界で13年以上勤めていました。その経験をもとに飲食業界でのキャリアアップを提案しているブログです。

 

今回は特にキャリアのある女性をターゲットにした記事です。

女性が飲食業界に正社員で転職ってあまりないパターンです。どちらかというとパート・アルバイトからそのまま入社、またはパート店長として長く働くケースが多い印象です。そのようなケースであっても当てはまると思いますので、参考にしてもらえるとうれしいです。

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飲食業界、特にファミレスはパート・アルバイトの比率が高く

・なかなか休みが取れない

・休憩があるようでない

・そもそも営業時間が長いので労働時間が長い

・アルバイトが急に休んだり、穴埋めがタイヘン

・立ち仕事が多く体力的にもタイヘン

・女性中心の職場なので人間関係もタイヘン

とネガティブなイメージが多いかもしれません。ここまでではないにしろ「友達との大切な約束がしにくい」「思い切って連休取って旅行に行くことができない」という声はありますね。

 

私が働いてきたり、他のファミレスを見てきた印象ではここまでヒドイ状態が続いているお店はよほどのお店です。何か根本的な問題があり良い人材が集まっていないとか、店長自身に問題アリというパターンが当てはまると思います。

私はもちろん男性目線で見てはいますが、それでもたくさんの女性社員と関わってきました。長く活躍できる女性社員もいれば、苦労してやっぱり他の業界に転職しますという方もいます。どちらが良い悪いという話ではありませんし、私の見方が偏っている部分はありますが、活躍できるための共通条件を紹介したいと思います。

 

私が思う長く活躍できる条件は

①パート・アルバイトとのちょうどいい距離感を保てる

②素直に感情をぶつけて相談できる

③数字に抵抗がない

ですね。①~③は転職を考える際の絶対条件ではありませんが、揃っていればそれほど大きな苦労をすることはないのではないでしょうか。

 

①パート・アルバイトとのちょうどいい距離感を保てる

あまり「男性は」「女性は」という書き方をすると問題があるので、表現が難しいところもありますね。ただ正直に書いてしまうと、男性店長に比べて女性店長の方が「部下と平等に接する」ということで苦労していた印象です。

男性店長の方が割り切って、ベテランパートだろうが昨日来たアルバイトだろうが同じように接することができる気がします。

女性店長は自分の好き嫌いという次元の問題もありますし、ベテランパートが変にライバル心を持ってしまったり、学生アルバイトになめられたりして振り回されやすいですね。

 

どうしても女性店長の方が後輩としてお店に入るので

・新人育成はいつもこのパートさん

・シフト作成のキモになるフリーター

・ムードメーカーになってくれるアルバイト

と信頼関係を築かないと面倒な仕事が増えてしまいます。

 

部下はどちらかというと厳しい目で店長のことを見ます。このときに

「この店長は自分にも気を遣っているし、みんなに対してそうなんだな」

「掃除みたいな仕事も一生懸命やっていてすごいな」

「悪口みたいなことを言わない人だな」

という第一印象を与えられたら、新しい組織づくりも難なく進むでしょう。

 

②素直に感情をぶつけて相談できる

女性店長は仕事上はリーダーシップやマネジメントを発揮しなければなりませんが、感情的な面ではかなりパート・アルバイトに頼っていいと思います。

「困ったお客さんがいる」

「このアルバイトが言うことを聞かない」

「客単価が下がっていて何故なのかわからない」

こういう困っている悩みを素直に相談できるといいと思います。女性だからという意味ではないのですが、男性はここが下手ですね。意識しないと自分の感情を表現することができないですね。

 

ベテランパートが真摯に相談を聞いてくれるお店であれば、問題がそれ以上大きくなることはあまりないでしょう。エリアマネージャーに相談したり同期の店長に相談したりもするでしょうが、現場の温度間を共有したり具体的な行動を提案してくれるのは部下だと思います。

 

悪い現象を隠したり、無理をしたり強がらないことがポイントです。

 

③数字に抵抗がない

ここは男性向けの記事でも同じことを書きました。①と②は感情的な側面から考えましたが、③は論理的思考です。店長ともなれば、目の前のお客さんや従業員の様子を見るだけではなく、経営的な数字の変化に敏感にならなければなりません。

・時間帯ごとの客数の推移

・客単価や注文傾向の変化

・料理の提供スピードや客席の滞在時間

・売上や利益の予算差

・原価率、人件費率、備品消耗品費率、水道光熱費率

 ・キャンペーンの影響度

気にするべき数字はいくつもあるのですが、数字の変化と現場の現象を繋げて考えることが必要になります。これはAIには難しいのではないでしょうか。これができると「数字を変えられる店長」にステップアップですね。

 

①~③は飲食業界にチャレンジするときに「あればいいな」と思いますが、もし「今からできるようになりたい」と考えているならそれでも充分だと思います。よほど重大でない限り何度でも失敗して反省して、何度でもやり直しができます。

 

その環境が飲食業界、ファミレスにあります。そこで得た経験はどのような業界に進むことになっても必ず活かされますので、興味があるのでしたらぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。