いつもご視聴いただきまして、本当にありがとうございます。おかげさまでチャンネル登録者が、2024年5月24日に1000名、8月21日に2000名を突破しました!2000名の方々1人1人にお礼を伝えたいくらいうれしいです。
1000名突破は初投稿から1年と2週間、2000名突破はそこからさらに3ヵ月後でした。
私のなかでは、2000名がひとつの区切りといいますか、第一目標でした。
日光市の公式チャンネルが1970名(2024年8月現在)なので、その数字を超えたあたりで、いったん振り返り動画を作ろうを決めていました。普段のテーマとはがらっと変わりまして、そもそもなぜ私が日光を紹介するYouTuberになったのか、そのあたりをまとめたいと思います。
そんなこと興味ないよ、という方がほとんどだと思いますが、これからYouTubeをはじえようと考えていたり、ご興味ある方はお付き合いいただければうれしいです。
なぜ観光地YouTuber?
YouTubeをはじめるにあたって、コンセプトやテーマは結構悩みました。
YouTube攻略動画も何十本と見ましたが、どのチャンネルでもアドバイスしていた戦略は以下のようなイメージでしょう。
・視聴者が多いテーマだとライバが多い
→視聴者が少ないテーマだと視聴回数が増えない、
→だから人気のテーマを細分化して差別化する
といった感じです。
これを自分なりに戦略に落ライバんだわけですが、その戦略を考えるために、前提となった条件は「自分は観光地日光の隣に住んでいる」これだけでした。
・観光チャンネルは視聴者が多いのでライバルも多い
→景色を紹介するだけだと視聴者数が限られる
→観光と歴史と繋げることで特徴を出す
→日光に絞ることでさらに差別化する
後からテーマを変えるのは、良い手段ではないようですし、日光に絞ることはある意味勇気が必要でした。旅行系の人気チャンネルは多く場合、日本各地を飛び回って話題のスポットや廃墟群を解説する動画を作っていたためです。
確かにお金がかかることは別として、ライバルの再生回数が回っている動画をマネして作っていけば、もっと早くチャンネルが成長したと思います。
日光に絞るということは、どうしても動画のパターンが限られます。
「同じ観光地に絞って動画を作るなんて、ネタ切れにならないかな?」
という懸念はありましたが
「そもそも週1投稿のペースだし、観光地ということは、季節によって見どころもあるし、イベントもあるし、発展したり衰退したりの歴史もあるし、そのあたりを深掘りすればネタはいくらでもあるかな」
という期待で、戦略は【日光に特化した観光地YouTuber】と決めました。
観光地に特化するメリット
YouTube攻略動画などを見る限り、初心者が伸ばすためには
①検索で見つかる(困っている人がたどり着く)
②おすすめに表示される(他チャンネルから流入する)
この2つの方法があると理解しています。
どちらを狙うのか先に決めてもいいのですが、観光地に特化するということは、どちらからの流入も狙えるのがGoodポイントです。
①検索で見つかる
観光地であれば、必ずそこについて調べたい方がいます。アクセスだったり、様子を知りたかったり、懐かしかったり、観光地というだけで検索されることは大きなアドバンテージです。
②おすすめに表示される
観光地に絞ることで場所は違えど、廃墟、イベント、絶景など似たようなネタを扱う、ライバルのチャンネルから視聴者が流れてくるという意味でも、観光地に特化するメリットがあります。
その他にも、観光地なので撮影ついでに家族で遊びに行ける、そもそも近くの観光地を選んでいるので移動の負担が少ないのもGoodポイントです。
何より、観光地を深掘りして調べてみると意外と面白い!というのは、個人的には大きな発見でした。
実際のところ、日光はまだまだ持っている魅力をアピールできると思いますし、再び世界的なリゾートを目指すことも充分にできると思いますので、純粋に応援していきたいですね。
スキマ時間でどう作る?
この動画を見ていただいている方には、これからYouTubeをはじめてみようかな、という方もいらっしゃると思います。特に私のように、サラリーマンをしながらスキマ時間で作るとなると、時間管理がかなり重要になります。
あくまで私のケースですが、何かしら参考にしてもらえると幸いです。
生活リズムで意識していたのは、基本21時に寝る、これだけでした。
朝の6時30分くらいに長女を駅まで送り、夜も20時前に駅に迎えに行くような生活でしたので、台本を書いたりパソコンでの編集は、朝の4時から6時に行うパターンが多かったです。もっとも頭が冴えて、リビングが静かだから…という理由ではありますが、そもそもそうするしか選択肢はありませんでした。
撮影に関しては、基本的に休日に1人で行ったり、家族と遊びに行きながら撮り溜めるようにしていました。
とにかく子どもの送り迎え、そして自分の通勤で毎日100kmドライブするような生活でしたので、走っている時間はYouTubeを聞いて勉強したり、次回作る動画の構成を考えたりすることで、勉強するだけの時間、考えるだけの時間をゼロにするような工夫はありました。
現在は長女が大学に進学して、寂しくなった半面、随分と時間が増えました。
モヤモヤの40代
私のことを少しだけ紹介しますと、2023年、48歳でYouTube制作をはじめました。この時には、長女が大学受験、長男が小学生、次女が未就学だったので、子どもに対して時間もお金もかかる時期でした。
子どもの年齢が離れており、ずっと小さい子がいる、という状況だったので、ずっと同じ家でかくれんぼをしていたイメージです。
ある意味この10年くらいは「自分は何がしたい」とか「何を目指そう」と考える余裕がほとんどありませんでした。私以上にカミさんは、子どもと過ごす時間が長いのでなおさらだったと思います。
毎月の収入はギリギリ、子どもの予定でカレンダーがいっぱい、楽しい毎日だけど今月来月のことしか考えられない、そんな10年を過ごしてきたので、気がついたら40代後半でした。
明らかに人生の後半戦に入っている!このままでいいのか?ということを意識したのが、45歳くらいだったと記憶しています。状況は違えど、同じような想いを抱えている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
・お金がないわけではないけれど、安心できる余裕はない
・時間がないわけではないけれど、いつも追われている感覚
・大きな不満はないけれど、このままでいいとは思えない
・カッコいい大人になっているのだろうか
・もっと情熱を注げるものがあるのではないか
・自分が成長している実感がない
この「6つのモヤモヤ」を感じているサラリーマンは、意外と多いのではないでしょうか。
生きていくために何歳まで働くんだろう...
この国に住み続けて大丈夫なんだろうか…
自分はこれからどうしようか…
私が5年くらい前に出した結論は「とりあえずマーケティングを勉強しよう」でした。
マーケティングって、どんな業界でも避けられない考え方ですが、わかるようでわからない言葉の代表格ではないでしょうか。
私はマーケティングの専門職ではないので、その意味については割愛しますが、自分勝手に実践してみるための手段として、YouTubeをはじめました。まだまだ駆け出しのYouTuberではありますが、とにかく自分が何かを作って、誰か1人でも楽しんでくれることに、仕事とはまったく別次元のやりがいを感じました。
同じような想いの方におすすめしたい
長々と、YouTubeを作ることになった経緯を語ってしまいましたが、たった1人でも同じような想いを持っている方の参考になればうれしいですし、自分自身がこの数年で取り組んだことを忘れたくないという想いもあり、動画に残させてもらいました。
YouTubeをはじめたことで、5年後はこういうことをやりたい、60歳になった時にはこういうことをやりたい、そういうイメージができるようになりました。
その頃には、YouTubeというフォーマットがどのようになっているのかわかりませんが、40代後半でYouTubeをはじめられたので、何歳になっても挑戦できる気がしています。
せっかく作った動画が子どもにダメ出しされたり、伸び悩んで苦戦しているところを見せることも、それはそれでいいじゃないかって思えるようになりました。
余裕がなかった頃の私だったら、子どもにバカにされてカチンときていたと思います。
サラリーマンの自分がいて、父親の自分がいて、動画制作を楽しむ自分がいて、お互いに良い影響を与えていると実感しています。
たまに「なんで動画なんて作っているの?」と聞かれます。いろんな意味で聞いてきますが、迷わず「面白いから」と答えられます。
もし「いつかはYouTubeやってみたい」と考えているなら、とりあえず一歩やってみてはどうでしょうか。登録者が1人でも1000人でも面白さは一緒です。私でも一歩踏み出して続けているんだから、やってみればできると思います!
いつも観ていただいている皆さん、応援コメント、家族や周りの方に改めて感謝しています。これからもお付き合いいただけますと幸いです。
使っている機材
・camera:iPhone13
・PC:Lenovo Thinkbook14(Ryzen5・メモリ16GB・ストレージ512GB)
・編集ソフト:ダビンチリゾルブ
・BGM(Tunetank)収益化が達成できてから有料版に切り替えました。